2024年3月12日(現地時間)、アウディAGはプレミアムコンパクトクラスの人気モデル「A3スポーツバック/A3セダン」の大幅改良するとともに、オフロードスタイルのクロスオーバー「A3オールストリート」をシリーズに追加すると発表した。欧州市場で3月下旬より注文受付を開始する。
「よりダイナミックに、よりプログレッシブに、よりエモーショナルに」
アウディA3は1996年に先進的なデザインを持つスポーティで快適なFFプレミアムコンパクトとして登場。「プレミアムで上質なハッチバック」カテゴリーという市場を確立する人気モデルとなった。
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現行4代目は欧州で2020年3月、日本では2021年4月に登場。初代の3ドアハッチバックから進化した5ドアのスポーツハッチ「A3スポーツバック」とコンパクト4ドアサルーン「A3セダン」というラインナップで、いまやアウディの主力モデルのひとつに成長している。
今回の大幅改良では、エクステリアデザインを「よりダイナミックに、よりプログレッシブに、よりエモーショナルに」変更。シングルフレームグリルをフレームレスの新しい構造とし、大きなサイドエアインテークを追加するなど、スポーティなキャラクターをより明確にしている。LEDとマトリックスLED ヘッドライトで、4つの異なる表情にきり替えられるデジタル デイタイム ランニング ライト シグネチャを装備したのも、外観上の大きなポイントとなる。
エクステリアに合わせてインテリアのデザインもよりシャープになった。マルチファンクションプラス付き3本スポーク本革ステアリングホイールのほか、エアコン、アンビエントライトパッケージ、フロントセンターアームレストを標準装備。とくに30種類の光の色を選択できるアンビエントライトは注目を集めそうだ。
SUVらしい走りと高い機能性のクロスオーバー「A3 オールストリート」
大幅改良では内外装のアップグレードとともに、クロスオーバーモデル「A3 オールストリート」が設定されたのが大きな注目点となる。
「A3 オールストリート」はA3スポーツバックをベースに、地上高を3cm高め、シート位置を高くすることで、SUVらしい走りと高い機能性を両立させたクロスオーバーモデル。 ハニカム構造を備えたマットブラックのシングルフレームは、A3スポーツバックよりも高い位置にセットされ、サイドスカートとドア下部エリアのトリムにより力強さを増した外観は、Qモデルに近い佇まいを見せる。
専用サスペンションの設定で車高はA3スポーツバックより15mm高められ、優れた乗り心地とスポーティな走行のバランスをとっている。 ホイールはA3スポーツバックに標準装備されているホイールより1 インチ大きく、最低地上高は30mm 高くなっている。
「A3 オールストリート」はシート位置をやや高くしたことにより乗り降り時の快適性が向上し、ドライブもしやすくなったという。 ルーフレールを標準装備し、オプションで電動テールゲート、取り外し可能な牽引ヒッチ、ストレージパッケージも用意される。
オンデマンドのアプリと機能を統合、装備面での先進性もポイント
装備面での充実も今回の大幅改良で見逃せないポイント。10.1インチ タッチディスプレイ、アウディ バーチャル コックピット、電磁誘導式スマートフォン充電器などを標準装備。MMI ナビゲーション プラスや、アプリにアクセスする機能、オンデマンドで車両購入後でもインフォテインメントや快適機能を追加できる機能もオプションで設定される。
また、最高210km/hまでの速度で加速、ブレーキ、ステアリングを行い、高速道路で90 km/h を超える速度での車線変更も支援する アダプティブ クルーズ アシストなど、安全支援システムを充実している。
新型アウディ「A3スポーツバック/A3セダン/A3オールストリート」は、それぞれ最高出力150psの1.5Lガソリンエンジンを搭載し7速Sトロニックとマイルドハイブリッド技術を備えた「35 TFSI」と、最高出力150psの2Lディーゼルエンジンを搭載し7速Sトロニックを備えた「35 TDI」
をラインナップ。今年夏にはエンジンバリエーションを追加し、さらに年末にはプラグインハイブリッドモデルも追加されるという。
車両価格は、A3スポーツバックが35,650 ユーロから、A3セダンは36,450 ユーロから、A3オールストリートは37,450 ユーロからという設定で、欧州では3月下旬には予約注文が開始される。なお、S3、RS3の改良は今回は発表されていない。
[ アルバム : アウディA3シリーズが欧州でビッグチェンジ、新たに「A3オールストリート」が登場 はオリジナルサイトでご覧ください ]
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